訪問看護れんげ草の
看護師 富樫です。
訪問看護ではケア中にいろいろな小道具を使います。
私が訪問している利用者さまで、
ケアに使う道具をお家にあるものを工夫して使われる方がいらっしゃいます。
いつも訪問するたびに、その素敵なアイデアにびっくりします。
今日はそのアイデアグッズの一部をご紹介します。
この方は、訪問時に足浴(足湯)をしていて、
いつも事業所から足浴バケツを持参していました。
ある時、「今度大きめのバケツを用意しておきます」と
奥様が言ってくれました。
そして、ある日。
「家にちょうどいい大きさのものがあったから」と出してくれたのは
【水切りかごの下の部分】でした。
この方は足が大きく28cmくらいあるのですが、
この水切りかごなら大きな足もすっぽり入ってくれます。
これを使って、毎週足浴をさせていただいています。
そしてもうひとつ、
血流をよくしてむくみを取るために足の裏でゴルフボールをコロコロ転がす、
という事をテレビなどで見たことがあるかと思います。
代用できるものがないか探してくれて
お家にあるもので奥様が作られたのがこちらです。
20年使ったすりこぎ棒にラップの芯を通して制作してくれました。
もう使うことがなくなったすりこぎ棒と
捨てられるはずだったラップの芯が
見事にコロコログッズに生まれ変わりました。
工夫次第でお家にあるものでいろいろ代用できちゃうんですね。
皆様もお家にあるもので何か使えないかなと試してみてくださいね。