在宅での点滴療法(CVポート)

こんにちは!管理者の吉田です。

在宅でも増えてきている点滴療法(CVポート)をご紹介します。

CVポートは、日本語で表すと、皮下埋没型中心静脈ポートと言います。

直接、腕などの血管内に針を留置する静脈注射は、血管の外に薬液や血液が漏れたりして大変な事がありますが、

CVポートは、

・鎖骨下などの太い静脈血管にカテーテル(管)を留置しています。(図3参照)

・ポートのセプタム部位には比較的、簡単に針を刺することができます。

・針の抜き差しが簡単なので、入浴などもしやすいです。

・防水フィルムを貼ってシャワーもできます。

・しっかりと固定すれば、針が抜けずに皮下に漏れる危険性が少ないです。

・栄養成分の高い点滴を投与でき、長期的に点滴で栄養状態を改善したい方に適しています。

・病院では、輸血や採血をすることもできます。(針の太めのものを使用します)

最近では、長期での抗がん剤治療をする予定の方に対して、

点滴の針刺し時の苦痛緩和や、刺激が強く、炎症が起きやすい抗がん剤が血管外に漏れるのを予防するために、

治療前にあらかじめCVポートを留置する方も多くいらっしゃいます。

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一方、CVポートをつくるには、医師との相談・手術が必要で、日帰りか一泊二日程度の入院・費用がかかります。

手術時には合併症を起こす可能性もあり、造った後も、感染予防や血栓予防、閉塞予防など合併症の対策が必要です。

訪問看護れんげ草では、このようなCVポートの管理も経験が豊富にあり、安心して任せられます。

利用者さまの生活スタイルに合わせ、合併症を予防したCVポートの管理をさせていただくことができます。

ぜひ、お気軽にご相談ください。