けいれん発作時の対応

こんにちは!

れんげ草では、定期的にカンファレンスや勉強会を実施しています。

先日は、けいれん発作を起こす可能性が高い方の訪問を受け入れるにあたって、

スタッフからの声を元に、発作時の対応や、窒息時の対応について、勉強会を開きました。

今回の講師は、れんげ草の管理者の家族であり、そしてスタッフの元同僚でもある、

クリティカル認定看護師の吉田龍也さんにお願いをしました。

けいれん発作時の対応として、以下を実技で行いました。

①安全確保  転倒や外傷を予防する(特に頭を保護しながら後方より支えること)

②気道確保  「シムス位」の体位をとり、舌根沈下と誤嚥を予防する

また、窒息時の対応としては、窒息時の徴候(チョークサイン)が出たら、まず、ハイムリック法をする。

ハイムリックでも回復できないときは、胸骨圧迫を開始する。

ご家族にも、できるだけ対応できるように、これらをお伝え、実践していくことが必要であることを学びました。

そして、できるだけ窒息を起こさないような予防策(食事形態や嚥下訓練、摂取の方法、姿勢など)を、日頃から確認し、お伝えしておくことが、大事であることを学びました。

ご家族との大切な時間を、苦痛を少なく、自宅で過ごせるように努めてまいります!!