高齢者の保湿

れんげ草の高橋です。

年齢が上がるにつれて、体の水分量も低下していくため、乾燥を感じやすくなったりしますよね。

私も乾燥肌に悩んでいます。そんな悩みを持っている方々のお役に少しでもたちますように、今日は、保湿ケアについてお伝えしようと思います。

高齢者は、加齢によって汗や皮脂の分泌が減り、水分保持力も低下するため、乾燥を引き起こします。

冬の病気~高齢者などの皮膚の乾燥のケアは?!~: NPO法人近畿在宅介護協会 シニアパソコン教室

また、新陳代謝が低下し、皮膚の弾力性の低下や、皮膚が薄くなります。さらに表面が平坦化して、光沢を帯びることもあります。

このようなで脆弱(ぜいじゃく)な皮膚は、傷ができやすいため、注意が必要です。

乾燥によって、バリア機能が失われ、外部刺激によって湿疹・痒みなどが起こりやすい状態になっていますので、

まずは、皮膚の清潔保持が大切です。清潔を保つことで新陳代謝をアップさせ、皮膚トラブルの予防に有効です。

1⃣清潔保持

・季節や体調にもよりますが、週2回は入浴を心がけましょう。

お風呂で入浴介護をする女性のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

・入浴困難な場合は、清拭や手浴・足浴を。

※注意点

・洗浄剤の泡を利用して、泡のクッションを滑らせるようにして優しく愛護的に行い、刺激の低減を図ります。

体を洗っている男性のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

・長時間の入浴、頻回の入浴、熱めのお湯は、水分保持機能の低下、乾燥の助長に。湯温にも注意が必要です。

2⃣保湿剤の塗布

・保湿力のある、のびの良いクリームやローションを1日2回以上塗布が効果的。

・入浴や清拭後30分以内の塗布は、効果を高めます。

※注意点

・保湿剤を手のひらでのばして、皮膚をこすらない様に、やさしく丁寧に、おくようにのせていく。

・体のしわに沿って塗ると、皮膚に広がりやすくなります。

皮膚はきれいなのにかゆい 薬を正しく塗って、保湿を|【西日本新聞me】

★保湿をしっかりと行い、皮膚トラブル防止・改善に努めましょうね★